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バターを良く摂るフランス人が、虚血性心疾患(心臓の動脈硬化)による死亡率がヨーロッパで最下位、というフレンチ・パラドックスについては多くの専門家が研究していますが、赤ワインが動脈硬化を予防するのではないかという説が有力になっています。赤ワインには、皆さんもご存知のようにポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは血管が錆びるのを阻止する抗酸化成分です。悪玉であるLDLコレステロールは血管の壁に付着して動脈硬化の元となりますが、血液中のポリフェノールはこれを防ぐ役割を果たしているのです。赤ワインはぶどうの果肉だけでなく、果皮や種なども一緒に潰して発酵させます。ポリフェノールは果皮や種に含まれるので、皮や種を取り除いて発酵させる白ワインには抗酸化作用はほとんどありません。フランス人の1人当たりの年間ワイン消費量は、約67Lで世界一です。日本人の70倍といわれていますから、赤ワインが健康の元といわれるのもうなずけます。ポリフェノールは春菊やししとう、ブロッコリーなどの野菜にも多く含まれています。